ライダーなら一度は憧れる!旧車の特徴
ライダーなら誰しも、現行車・旧車といったキーワードを聞いたことがあるでしょう。
「○年代のバイクはかっこよかった」なんて懐かしむライダーもいますが、実際のところ旧車は何が魅力なのでしょうか?
旧車とは、簡単に言えば現行車とは異なる懐かしの古いモデルです。
旧車にはいくつかの押さえておきたい特徴がありますが、メリットとして挙げられるのは、モデルによっては現行モデルよりもずば抜けて速いものがあるということです。
特に80年代後期や90年代に生まれたバイクは、全開にすれば簡単にウィリーもしてしまいますし、最高速度も現行車とは比べ物になりません。
まさにバイク全盛期に生まれた、気合の入ったモデルなんです。
さらに旧車は、現行車と比べると構造がシンプルなものが多いため整備がしやすいという特徴があります。
電子制御やセンサーなど、専用の機材や技術がないと直せないものが多い現行車とは異なる特徴と言えるでしょう。
しかし旧車にはもちろんデメリットもあり、それはなんと言ってもやはり故障が多いということ。
何十年も前のバイクなのですからそれは当然ですが、現行車であればメーカーからパーツを取り寄せて簡単に修理できるものの、国産の旧車はとにかくパーツが足りておらず修理もままならないケースがあります。
一度壊れてしまったら直すのがとにかく大変で、工賃もパーツ代も高くついてしまうのが特徴です。
旧車のかっこよさはその「古さ」
ヘビーなバイク好きには旧車が好きな方が多く、いわゆるオールドスクールという一世代前のスタイルを取り入れているのはバイクだけではありません。
古いバイク=かっこいい、なんだかおしゃれと考えるライダーばかりというわけではありませんが、古いことそのものにグッときてしまう、魅力を感じるライダーは少なくないんです。
また、自分だけの懐かしいマシーンを自分の手で直しながら操ることやカスタムすることに喜びを感じているライダーもいます。
旧車は誰にでも乗れるものではないからこそ、魅力を感じるライダーが多いというわけです。
まだまだ現役で使える人気旧車
まだまだ現役で走れるおすすめの旧車は、ホンダのVTスパーダ250ccです。
当時はバイク便としても非常に人気があったモデルで、頑丈なモデルスチール製のパーツではなくフルキャストフレームを使用しているため、軽くて非常に丈夫であることが特徴です。
1988年に初めて販売されたVツインエンジンを搭載したスポーツバイクです。
ホンダが誇るこのVツインエンジンは独特のサウンドを生み出し、走りやすさと基本的な走行性能がずば抜けています。
カラーリングも多様にあるため、自分の好みに合わせたデザインのものを選べます。