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ネイキッド

By | 2017年5月26日

バイクそのものという感じのスタイル

ネイキッドとは、英語で「裸」という意味ですが、ネイキッドスタイルのバイクというのは、まさに裸のバイクとも言えるでしょう。
カウルなどのパーツが装着されていないので、エンジンなどの部品がむきだしになっています。
もちろん、主要なパーツを保護するための部品はあるのですが、必要最低限の装備となっていて、バイクそのものという印象を与える見た目になっています。

ネイキッドタイプのバイクとしては、HONDA CBシリーズやYAMAHA XJRシリーズなどがあります。
日本でも特に人気のあるタイプとなっていて、幅広い層にファンを持っています。
メンテナンスもしやすいですし、デザイン的にも優れているものが多いので、メインの一台として持っていることが多い傾向にあります。

ネイキッドを選ぶメリットとデメリット

ネイキッドタイプのバイクはカウルがないため、取り回しが楽であるというメリットがあります。
そのため、特にシティーユースでの活躍を期待することができて、快適な走りができます。
カウルがない分視野が広くなりますし、たいていのモデルではそれほど前傾姿勢がきつくないので、周囲の確認もしやすいという利点があります。

一方で、カウルがない分、スピードを上げると空気抵抗が大きくなるというデメリットがあります。
もろにパーツに空気を受けることになって、パワーが落ちてしまいますし、安定性も下がってしまいます。
こうしたことから、高速走行時には車体の安定のために余計に力を使うことになり、長時間の運転が疲れてしまうこともあります。

このように、ネイキッドタイプは、日常使用では特にメリットが出て、高速巡行が長くなるツーリングでは若干のデメリットが出ます。
上手にこの二つのポイントを押さえて、いろいろなシーンで快適に乗れるようにしましょう。

一台のみ持つのであればネイキッドタイプがおすすめ

何台もバイクを持つことができるのであれば、異なるタイプのものを選ぶことができますが、何台も同時に持てる人というのはそう多くありません。
そのため、自分に合った一台を厳選する必要があります。

そう考えた場合、ネイキッドタイプのバイクはとても優れた選択肢だと言えるでしょう。
特に大型のネイキッドであれば、パワーもしっかりとありますので、ツーリングに出かけるときも不自由することがありませんし、取り回しも難しくありません。

市街地での走行や日常使用でもネイキッドタイプなら、気軽に使うことができますのでとても便利です。
いろいろな使用方法に適っているのがこのタイプのメリットですので、もし一台に限定してバイクを持つというのであれば、第一候補としてネイキッドを選ぶことができるでしょう。