ライディングシューズの選び方
バイクは自動車と違い、腕や脚がむき出しになっていますので、安全走行をする際には全身を適切なウェアで覆うことが非常に大切です。
夏場でも上着は長袖がおすすめですし、靴はスニーカーなどではなくて、やはりきちんとしたライディングシューズを選びたいものです。
一見快適な印象を与えるスニーカーは、底が滑りやすくバイクを運転するには向いていません。
ライディングシューズを購入する際には、どんなシーンでバイクに乗ることが多いかをよく考えて選ぶことが大切でしょう。
街乗りがほとんどというライダーであれば、サイドゴアやジッパーなどの脱ぎ履きしやすいタイプが便利です。
長時間のツーリングに出ることが多いという人は、脱ぎ履きの快適さよりも防水性を重視しなければなりません。
冬場であれば防寒性も大切になってきます。
さらに、長期間履き続けていても苦痛にならないライディングシューズかどうかも確認するようにしましょう。
いくら防寒性や防水性に優れていても、空いてるうちに足が痛くなってくるようなシューズでは快適なツーリングができません。
毎日バイクを乗り回している人なら、シフトパッドのついているものを選べば長持ちします。
バイクでは、シフトチェンジの時に足の甲を酷使するので、インナープロテクターなどで甲の部分が補強されたタイプのシューズを選ぶのもいいアイディアです。
おすすめのライディングシューズ
ライディングシューズの中でも特に人気が高いのは、アールエスタイチの「DRYMASTER BOA ライディングシューズ」です。
防水透湿機能が搭載されており、夏場でも蒸れにくいのが特徴です。
紐は縛るのではなくてダイヤルで調節するBOAフィットシステムになっていますので、グローブをはめたままでシューズの脱ぎ履きが簡単にできます。
カラーバリエーションもブラックやネイビー、ブラウンなど何色か揃っているので、ファッションコーディネート人気を使うライダーにはぴったりです。
フラッグシップの「Synthese14」もスポーティで派手なデザインのライディングシューズが好きな人にはおすすめです。
まさかの転倒時にもかかととくるぶしを保護してくれるプロテクション機能が備わっており、インソールには抗菌・防臭素材が使用されています。
スニーカー感覚のライディングシューズが欲しいのであれば、バリチェロの「ライディングスニーカー」もいいかもしれません。
一見すると普通のスニーカーで、通勤や通学にも履いていくことができるデザインが人気です。
くるぶしの部分は「ネオプレーン」と呼ばれる素材で覆われているので、走行中も足首を優しくカバーしてくれます。
お値段も6000円代と手頃です。