保安基準を満たした極小ウインカー
極小ウインカーは、近年バイクのカスタムでトレンドとなっている小さなサイズのウィンカーです。
多くはLEDライトを採用しており、点灯すればウィンカーとしての役割をしっかり果たせるという特徴がありますが、ライトがついていない時には小さすぎてウィンカーがどこにあるか見えないという点がこのカスタムの大きな特徴です。
少し前までは、極小ウインカーへのカスタムは車検には通りませんでした。
しかし近年では車検に問題なく通る極小ウインカーが多く登場しており、スッキリした外観へカスタムしたいライダーにとっては大きな魅力となっています。
このタイプのウィンカーをカスタム装備しているバイクは多く、中でもハーレー車種やスーパースポーツモデル、またレプリカ車種などには爆発的な人気を誇っています。
車検に通る極小ウインカーかどうかの見分け方は、そのパーツにEマークがついているかという点で判断できます。
極小ウインカーの視認性
ウィンカーが持つ役割は、バイクが走行する際に進路方向を周囲の車両へ伝える方向指示です。
いくら車検に通るスペックでも、暗くて方向指示器としての役割を十分に果たさないのでは意味がありません。
車検に通る極小ウインカーとして販売されているものは、ミニサイズでも明るく照らせるLEDライトが使われています。
例えばレンズの面積が直径7mm程度のサイズでも、100メートル先からはっきりと極小ウインカーの点滅を確認できるもの摸あります。
ただし、車検に通る極小ウインカーでも、それぞれ視認性には若干の差があります。
どれも車検に通るEマークがついているという点では共通していますが、その最低限の基準ではなく、どのぐらい明るいかという点で商品ごとにスペックは違います。
そのため、できるだけ明るい極小ウインカーが欲しいというライダーは視認性重視でライト選びをすると良いでしょう。
おすすめの極小ウインカー
多くのライダーたちが使用して、使い勝手がとても良いと絶賛されているおすすめの極小ウインカーはたくさんあります。
1つ目のおすすめは、Rizomaからラインナップされている「LIGHT UNIT(ライトユニット)」です。
カフェレーサーバイクやスーパースポーツにぴったりのデザインで、高品質な点だけでなく、ミラーの根元やフロントカウルに取り付けられるという点が好評です。
2つ目のおすすめは、DAYTONAの「Highsider(ハイサイダー)」です。
指でつまめる直径11mmというサイズ感に加え、レンズにはライトスモークが採用されており、大人な雰囲気を感じさせてくれるアイテムです。
3つ目のおすすめは、KELLERMANNの「Atto Integral(アトーインテグラル)」です。
極小ウインカーブームの火付け役となった商品で、レンズ直径は7mmというコンパクトさが魅力です。