バイク初心者はオイル交換が苦手?
バイク初心者にとってオイル交換はなかなか手を出しにくいといわれます。
でもバイクに乗るという事はメンテナンスもこうした交換という事に対しても積極的に行う事も必要です。
快適な走りを追求したいという事であれば、オイル交換は必須です。
エンジンをリフレッシュするためにもオイル交換を定期的に適宜行い、マシンの状態をよくしておきましょう。
オイル交換に適切な時期とは
初心者の方がまず迷うのは、オイル交換をいつ行えばいいかという事です。
バイクは一般的に2000kmから5000kmくらいで、3回から4回のオイル交換が必要と考えておけばいいでしょう。
これは走行距離でみたもので、バイクの種類によっても違いがあります。
バイクを購入された際、取扱い説明書にオイル交換の時期が記載されていると思いますので、その記載の交換時期に沿って行っていくといいでしょう。
またオイルの汚れに関してはバイクに乗っている方の運転の仕方によって、オイルの汚れ方も違うので一概にこの時期に交換しなければという事がいえないので、目視でしっかりオイルの確認をしておきましょう。
季節によってオイル交換時期が違う?
オイルというと季節に応じてオイル交換の時期が違うのかと思う方もいますが、オイル交換の時期は季節に応じて違うという事がありません。
もちろんライダーの乗り方にもよるものですが、頻度としてはそれほど頻度を変える必要もありません。
エンジンがむき出し状態になっているMTタイプのアメリカンバイクは冬場、また梅雨時などエンジンのまわりがさび付くという事もありますので、走る事が少なくなります。
こういう状態だとオイル交換は必要ないだろうと思う方もいますが、そんなこともありません。
夏はバイクを利用する方も多くなりますが、冬場はバイクにあまり乗らないという人も多いため、冬場、交換は必要ないと思う方もいます。
夏は走行中、シリンダ内で生じたガスの液化によりオイル内に微量に混入しますし、冬場は短い距離を走行してもエンジンが温まっていないため、燃料にオイルが混じり劣化します。
夏も冬も季節に関係なくオイル交換は適切な時期に行う必要があるのです。
その適切な時期を見極めるためにも、目視による確認に慣れておくことが大切です。
オイル交換に必要なグッズ
バイクの下にひく養生として段ボール、それからメガネレンチとオイルフィルター、パッキン、ジョッキのほか、ドレンボルトワッシャー、ウエス、廃油処理タンク、ゴム手袋、オイルを用意する必要があります。
オイルの置き場所にも気を付けなくてはなりません。
直射日光に当たる場所は避けます。
温度変化の激しい場所ではオイルが劣化する事もあります。
温度変化が少ない暗くなるべく温度が上がらないところにおいておくことが必須です。