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リチウムイオンバッテリーのメリット・デメリット

By | 2021年8月30日

リチウムイオンバッテリーとは

バイクというのは、定期的にメンテナンスを行って、劣化しているパーツがあれば修理したり交換したりすることによって寿命を延ばしてあげることができます。
毎日乗っていればそれほど問題はないのですが、放置している時間が長いと劣化しやすいのがバッテリーです。

バイクを買った時に搭載されてくる純正バッテリーは、使い方にもよりますが2〜3年経ったら交換するのが理想的と言われています。
バッテリーにはいくつかの種類がありますので、バイクの使用状況や車種などに合わせて最適のものを選ぶようにしたいものです。

バイクに使われるバッテリーには、大きく分けて「鉛バッテリー」と「リチウムイオンバッテリー」の2種類があります。
多くのバイクは鉛バッテリーを使用しており、鉛バッテリーはさらに「開放型」と「密閉型」の2つに分けられます。
リチウムイオンバッテリーというのはリン酸鉄リチウムを使用したバッテリーのことで、スマホなどのモバイル機器で使われています。
バイク用が市販されるようになったのは2016年頃のことですから、比較的最近です。

リチウムイオンバッテリーのメリットとデメリット

リチウムイオンバッテリーの大きなメリットは、重量が鉛バッテリーよりも軽く、しかも小さいということにあります。
自然放電が少ないなど性能的に優れており、バイクレースなどではリチウムイオンバッテリー搭載のバイクが活躍しています。
ただし鉛バッテリーと比較すると値段がどうしても高価になってしまうので、バイクのバッテリーを交換する際には鉛にするかリチウムイオンバッテリーにするかよく考えなければなりません。
リチウムイオンバッテリーが鉛バッテリーよりも高価なのは、リチウムやチタン、チタン酸リチウムなどのレアメタル(稀少金属)が含有されているからです。

メンテナンスの手間がないのもリチウムイオンバッテリーの特徴で、寿命も長いので、バイクに乗る機会が少ない人などにはおすすめです。
もうひとつ、リチウムイオンバッテリーは冬場になるとスタートがかかりにくいという難点があることも忘れてはいけません。

おすすめのバイク用リチウムイオンバッテリー

いろいろと市販されているバイク用リチウムイオンバッテリーの中でも、特におすすめなのは岡田商事から発売されているAZシリーズです。
LEDインジケーターが付いており、指で押すだけでバッテリーの状態が一目でわかる、非常に便利なバッテリーです。

AZシリーズは他のメーカーのバイク用リチウムイオンバッテリーと比較すると低温時に強い設計になっているので、寒冷地に住んでいる人でも問題なく使用することができるのもおすすめポイントです。
バッテリー内部にはBMS(バッテリーマネージメントシステム)が搭載されており、バッテリーの寿命を延ばしてくれます。