外装は重要
バイクのカスタマイズを極めるには、走行性能や音といった内装系の部分はもちろんのこと、一番気になるのが外装です。
世界にたった一台しかないバイクを、自分の手で製造するのは不可能ですが、外装を変えるだけで、その理想に近づけることができます。
シートの変更やライトカバーやタンクカバーの変更、Fフェンダーやアンダーカウルなどの変更など、バイクショップでバイクパーツを購入して交換することで、自分仕様の一台を目指すことが可能です。
自分仕様にカスタムするためには、パーツの変更に加えて、自分好みのカラーにペイントするのもおすすめです。
ノーマルモデルには存在しないカラーやデザインに仕上げれば、他には存在しない一台に仕上げることができるでしょう。
そのための塗料や、オリジナルペイントを専門に扱うショップもありますから、利用を検討してみるのもいいかもしれません。
レプリカパーツを利用する
一方、色あせてきた外観やキズのついた外観を元通りにしたいといった要望や、既に販売されていない往年の名車のように仕上げたいという要望をお持ちのライダーもいると思います。
そうした場合はレプリカパーツを探してみましょう。
シートをはじめフルカウルをそろえた、パーツセットも販売されています。
こうしたセットパーツはカスタムがしやすいミニバイクを中心に、スポーツモデルでも多く取り扱われています。
国内四大メーカーのものであれば、現行モデルをはじめ、生産終了モデルでも販売されている場合がありますね。
海外ブランドのバイクについても、それぞれ専用のパーツが販売されているので、専門ショップで探してみてください。
もっとも、微妙な色合いが気になる方は、やはりカスタムパーツを購入したうえで、ペイントを施すといいでしょう。
専門ショップにいけば、メーカー別、年代別に現行モデルはもちろん、旧モデルの純正色塗料を販売しています。
また、絶版モデルの外装パーツの中には、発売当時の状態を再生した手塗りのオールペン外装のパーツを造っているショップもあります。
注文してから1つ1つを職人の手で作り上げるショップもあり、手に入れるまでには少し時間を要しますが、愛車にこだわりを持つ方にはこうしたパーツもおすすめです。
自分で塗装などもする楽しみを持つのか、ある程度プロの手を借りるのか、プロの技術で愛車を蘇らせたり、生まれ変わらせるのかは、その人次第ですが、これまでとは愛車の雰囲気がガラリと変わることは間違いありません。