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SUZUKI ジクサー250

By | 2021年2月25日

SUZUKI ジクサー250の特徴

古いエンジンを復活させたことがバイクファンの間でも話題となった、SUZUKI ジクサー250の国内販売が行われました。
このモデルは日本国内仕様で、フロント周りのデザインを変更しダンロップ製のラジアルタイヤを装着しています。

なんといっても注目したいのがそのコスパの良さで、メーカー希望小売価格は税込で50万円以下となっています。
これまでこのクラスで最も安かったスズキのGSX 250Rよりも、ネイキッドのジクサー250は9万円も安い価格設定となっています。
同じ単気筒エンジンを搭載している他社のホンダ CB250Rよりも約12万円安い価格設定は、まさにスズキの価格革命と言えるでしょう。

SUZUKI ジクサー250のスペック紹介

搭載されているエンジンは、新開発の油冷エンジン、SOHC・4バルブ・単気筒エンジンで、排気量は249ccとなっています。
従来の油冷エンジンは燃焼室の上からエンジンオイルを噴射することで冷却していましたが、今回の新しいエンジンでは燃焼室の周りに通路を設置することで、エンジンオイルを流しつつ冷却していきます。

この新しい冷却方式SOCSを採用することにより燃費の効率をグンとアップさせ、フリクション低減や軽量化を図ることに成功しました。
結果として、高出力・高回転数かつクオリティの高い燃焼性能を搭載することができたということです。
最大出力はスズキのGSX 250Rの水冷SOHC2気筒エンジンの数値を2PS上回る26PS/9000rpmとなっており、最大トルクは2.2kg・m/7300rpmです。

サイレンサーはショートタイプで、排気口は2つ、デュアルタイプのマフラーが搭載されています。

SUZUKI ジクサー250が人気の理由

SUZUKI ジクサー250が注目を集めている理由といれば、やはりコストとバランスが最高のお得パッケージであるということです。
国外で生産することによって、コストを抑えながらも高価な材料や技術を活用することができています。

ハイスペックモデルに魅力を感じるバイカーもいれば、基本的な内容で良いから求めやすい価格帯のバイクが欲しいというバイカーもいます。
経済性や実用性を重視しつつもデザインの良いものに乗りたいという場合に、SUZUKI ジクサー250はピッタリのモデルです。
ビギナーや若年層のエントリーモデルとしても手が出やすい価格なので、これからも注目が集まること間違いなしです。

オイルジャケットのある二重構造によって燃焼時の騒音やメカノイズが抑制できているので、ご近所の目が気になる、騒音をできるだけ避けたいという方にも向いているモデルです。