モトラッド G310Rにはどんな特徴と魅力がある？
モトラッド G310RはBMWからラインナップされているスポーツネイキッドモデルのバイクで、2022年にモデルチェンジが行われました。
外国メーカーのバイクはとかく大型バイクが多い傾向がありますが、BMWのモトラッド G310Rは普通二輪免許で運転できるため、多くのライダーが注目しています。
BMWは、2000年代に入ってからラインナップするバイクのスタイルを多種多様なものへと拡大しました。
アドベンチャーバイクやツアラーバイクなどは良く知られていますが、他にもネオクラシックモデルやスーパースポーツモデルなどもあります。
そんな中、コンパクトで街中走行で活躍してくれる小排気量のモデルとして開発されたのがモトラッド G310Rだったのです。
モトラッド G310Rの初代モデルは、日本国内では2017年に発売開始となりました。
ほかのバイクと比べると、カッコいいスポーツバイクでもシート高は低めに抑えられていますし、何よりも軽量で取り扱いやすいという点が多くのライダーたちから好評でした。
中でも、カッコいいバイクに乗りたいと考える女子ライダーたちから絶賛されています。
コンパクトモデルながらも単気筒エンジンによるパワフルな性能で、ツーリングにも大活躍してくれる点も人気の理由となったわけです。
モトラッド G310Rはオンロード走行はもちろんですが、サーキット走行やレース走行などにも活用できる高性能さがあります。
これまでは普段使いのバイクとは別にサーキット走行用にバイクを調達していたライダーでも、モトラッド G310Rがあれば一台で幅広く活用できますし、カスタムせずにサーキット場に持ち込んでも大満足のできる走りが期待できます。
モトラッド G310Rのスペック
モトラッド G310Rは、313ccの単気筒エンジンを搭載しています。
コンパクトでもエンジンは優秀で、パイプフレームを装備することによってBMWのトラッドバイクらしさを演出しています。
前方から吸気し後方へと排気するシステムは、BMWならではのこだわりと言っても過言ではありません。
モトラッド G310Rのスペックで注目したい点は、車体価格が驚くほどリーズナブルだという点もあります。
初代モトラッド G310Rが販売開始となった時には、税込みの車両価格がなんと58万円という設定でした。
BMWというハイブランドのバイクが、コンパクトモデルとはいえ58万円で購入できることに多くのライダーは狂喜乱舞し、爆発的な売れ行きを記録したのです。
現在のモトラッド G310R最新モデルは2021年にモデルチェンジが行われたもので、前モデルと比較して細部が多くアップグレードされている点が特徴です。