HONDA PCXの特徴
日本国内ではもちろんのこと、世界中で人気のバイクと言えばHONDAのPCXシリーズです。
本田技研工業が製造・販売を手がけているこのオートバイは、非常に操作性が良く乗り心地の良さが人気のスクータータイプです。
2009年開催の第41回東京モーターショーにて、市販予定車として125ccのモデルが発表されました。
その翌月にはタイで販売が開始され、日本では2010年より販売が開始されました。
125ccと150ccの排気量が異なる二つの車種がラインナップされており、東南アジアや日本国内ではもちろんのこと、北米やヨーロッパ・オーストラリアなど世界の様々なエリアで人気となっている車種です。
2018年型のPCXは2014年の2代目からフルモデルチェンジとなり、大阪モーターサイクルショーで初めて登場しました。
新型のPCXが掲げているのは、「Personal Comfort Saloon」です。
新しさ、心地よさ、使いやすさ、経済性、走行性能などを指標とし、これまでのモデルとは全てがレベルアップしたホンダの傑作となっています。
性能や機能は細部に渡って追求しされており、美しさと力強さをコンセプトとしたスタイルが特徴的です。
上のボディカバーと下のロアバーのつながりを滑らかに意識した造形とすることで、ボディー全体が一体感のある美しいフォルムとなっています。
HONDA PCXのスペック紹介
HONDA PCXには、125ccと250ccの二つがあります。
こちらもエンジンは水冷4ストロークOHC単気筒か搭載されており、総排気量125ccモデルで124cc、150ccモデルで152ccとなっています。
燃料タンクはどちらも8.0L、ギアは変速機形式・無段変速式が採用されています。
HONDA PCXの最高速度は時速110kmだとされています。
排気量が大きなバイクや自動車とは異なりますが、このサイズから考えればかなり優秀な数値ではないでしょうか。
HONDA PCXにはスピードリミッターが付いていませんが、レブリミッターが作動することで速度がそれ以上上がらないというシステムになっています。
最高速をアップさせるためには、リミッターカットを使うことができます。
HONDA PCXが人気の理由まとめ
走行性能・燃費の良さ・洗練されたおしゃれなスタイリングがHONDA PCX人気の秘密です。
HONDA PCXのデザインはなんと言っても一歩先のスタイリングとクラスを超えた質感の良さが特徴で、2010年にはグッドデザイン賞を受賞しました。
ラインビーム状のLEDポジションランプを採用するなど、被視認性を高めつつも先進感のある表情を作り出しています。
さらに、高いデザイン性だけではなく使いやすさや機能性の高さもHONDA PCXの魅力です。
デジタル時計や燃料計、平均燃費を表示するためのセンターディスプレイが配置されています。
スマホが充電できるグローブボックスや大容量のシート下収納などで、普段使いでの質感も抜群です。