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エンジンが止まるのを予防するには

By | 2020年3月23日

信号待ちでエンストの恥ずかしさをなくそう

バイクを運転していて気まずい瞬間の一つに、突然エンストを起こしてしまいそこから動けなくなることです。

MTバイクの場合、ギアがエンジン回転数にあった状態になっていないとエンジンが停まってしまうしくみになっていることから、特に発進時など急に操作が必要になったときには突然エンスを起こしてしまうということがよくあります。

交通量のある交差点の信号待ちなどで、発進のタイミングでエンストを起こしてしまうと後続の自動車も発進が遅れてしまうことからなんとも気まずい感じになります。

慌てて発進をしようとするとどうしてもそこで運転ミスをしやすく、急発進をして事故が起こってしまう可能性などもあるので、普段から突然のエンジン停止に対しては準備をしておくようにしましょう。

まだ運転技術に自信がなく、突然のエンストで冷静に再起動ができないというライダーは、まずその場から少し避けて後続の自動車やバイクに道をゆずってください。

少し押して歩道に入ってから落ち着いてエンジンをスタートさせることで安全に道路の波に乗ることができます。

エンストの原因はシフトチェンジのミスだけでなく、エンジン部分の問題によって起こることもあります。

その場合、エンジンのスタートボタンを押しても反応がないなど明らかな不具合となるので、その場合は一旦スタンドを立ててキックスターターなどを使ってエンジンをかけてみてください。

突然のエンストから考えられる故障の内容

バイクのエンジンはかなり高性能になってきてはいるものの、突然の不具合により反応をしなくなるということはよくあります。

そこでもし意図しないところでエンストを起こしたら、まず安全なところに移動して何が原因であるかを調べてみるようにしましょう。

エンジンがストップするときの原因として考えられることとして「バッテリーからの配線エラー」「インジェクション部分の故障」「発火プラグの劣化」その他にもエンジン周辺の故障によって引き起こされることがあります。

夏場などにはオーバーヒートが起こって動かなくなるということもありますので、バイクの走行中やアイドリング中に普段と異なる音や振動を感じたら早めに点検をすることをおすすめします。

突然のエンストを防ぐために普段からやっておきたい対策として、ガソリンに添加剤を入れておくということがあります。

こちらはバイクショップなどで販売されている添加剤をタンクに入れておくことにより、エンジン内の燃焼時に発生するカーボンを減らし、詰まりを起こりにくくすることができるということです。

また発火プラグは消耗部品であるため、最低でも年に1回くらいは摩耗度を調べて早めに交換するようにしましょう。