Husqvarna Motorcycles ヴィットピレン401の特徴と魅力
スウェーデンのバイクメーカーからラインナップされているHusqvarna Motorcycles ヴィットピレン401は、2014年にコンセプトモデルバイクとしてミラノショーEICMAに初めて登場しました。
この時はまだ量産がスタートしていませんでしたが、実際に一般ライダーに向けての生産がスタートしたのは2018年のことで、たちまち多くのライダーたちから注文が殺到したという経歴があります。
Husqvarna Motorcycles ヴィットピレン401の特徴は、カフェレーサースタイルのロードスポーツバイクという点です。
エンジンにはKTMメーカーが開発したネイキッドスポーツ390モデルと同じものが搭載されており、これは2013年にHusqvarna Motorcycles の傘下となったKTM社との提携の証という意味が込められています。
そんなHusqvarna Motorcycles ヴィットピレン401には、姉妹モデルがあります。
ヴィットピレン401がカフェレーサーバイクなのに対して姉妹モデルはダートバイクで、搭載されているエンジンやフレームはどちらも同じものが採用されています。
なお、モデル名のヴィットピレンとは、スウェーデン語では白い矢という意味を持ちます。
しかしHusqvarna Motorcycles ヴィットピレン401のカラーは白ではなくマットブラックで、この点も多くのライダーたちからカッコいいと注目を集めました。
Husqvarna Motorcycles ヴィットピレン401のスペック
Husqvarna Motorcycles ヴィットピレン401のスペックは、基本的にヨーロッパにおけるA2ライセンスを持つライダーを想定したものになっている点が特徴です。
A2ライセンスとは、エンジン出力が35kw以下で、車体重量1kg当たりの出力が0.2kw未満のバイクに制限されているという点が特徴です。
つまり、大型バイクのライセンスを持たないライダーでも楽しめるスポーツバイクとして開発されたという事です。
外観や機能面ではA2ライセンス保有者を想定しているものの、Husqvarna Motorcycles ヴィットピレン401が持つパフォーマンス性はとても高く、この点でもこのバイクは定評があります。
街中走行には小回りの利く軽量さが魅力ですが、郊外での走行でも大満足の走りを実現できます。
Husqvarna Motorcycles ヴィットピレン401のエンジンは、水冷4ストロークDOHCエンジンが搭載されています。
シート高は835mmと高めですが、比較的横幅が狭くスッキリとしたラインとなっており、低身長の人でもまっすぐに立つような体制で足つきは比較的安定しています。
最大出力は44psとパワフルで、最大トルクは37Nmの設定となっています。