HONDA GB350の特徴
HONDA GB350は、2021年4月に発売された新型ロードスポーツモデルです。
GBシリーズは今回が初めてではなくて、1983年から1997年にかけてHONDAから発売されていたオンロードスポーツモデルにはすべてGBが冠せられていました。
一度市場から消えた GBが20年以上の歳月を経て今回、GB350として再登場したわけです。
GB350は人とバイクの一体感を追求してデザインされており、調和のとれたスタイリングは圧倒的な存在感を誇っています。
ゆったりとしたライディングポジションで、市街地でもツーリングでも快適に走行できるように設計されているのが特徴で、しなやかで安心感のある乗り味をとことん追求することができます。
HONDA GB350のスペック
HONDA GB350は空冷4ストOHC単気筒エンジンを搭載しており、最高出力は15kW（20PS）/5500rpm、最大トルクは29N・m（3.0kgf・m）/3000rpmとなっています。
がっちりした見かけのわりに車両重量は180kgなので、ベテランだけではなくてビギナーでも扱いやすいバイクです。
容量15Lのフューエルタンクは長距離ツーリングにも対応しており、温かみのある力強い立体感を演出しています。
乗る人の個性を体現してくれるバイクと言っていいでしょう。
HONDA GB350人気の理由
GB350のシート高は800mmで、上品で落ち着いた印象のブラウンカラーの表皮が使用されています。
心地よさと上質感にこだわったシートなので、どんな場所に行っても人目を引くはずです。
すべての灯火器にはLEDが採用されており、ベーシックな丸型ライトはクラシックでありながら先進性に優れていると評判です。
足元の安定感が高いのもGB350の人気の理由の一つで、14本Y字型スポークホイールはデザイン的にも優れており、乗る人の趣味の良さをうかがわせてくれます。
サスペンションは前後とも120mmのストローク量を確保しており、路面のショックをしっかりと吸収してくれます。
リアクションも応答性に優れており、バイクの乗り心地を楽しみたい人にとっては理想的なモデルと言えるでしょう。
メーカー希望小売価格は550,000円とコスパ抜群です。
なお、GB350をベースにしてスポーティな個性を際立たせた GB350Sも発表されており、こちらも好評です。
350Sはハンドル位置が低く、しかも遠い位置に設定しされており、さらにスタイリッシュな仕上がりになっています。
350Sのシートにはタックロール風のワディングシートが採用されており、スウェードタッチの仕上げとレッドステッチによるアクセントがおしゃれです。