バイク修理の相場はお店によってかなり異なります
バイクに乗っていると必ず必要になるのが点検やメンテナンス、それに修理です。
故障が起こった場合には速やかに修理を依頼するわけですが、実際に見積もりをとってみるまでいくらかかるかわからないということになると不安なものです。
まずバイク修理にかかる費用の相場ですが、これはお店によってかなり異なるというのが実情です。
新車の場合、購入後1~3年くらいのメンテナンスフリープランや保険に加入をすることが多いので、そうした場合は購入費用の範囲内でだいたいの修理は行ってもらえます。
ただし、出先で故障をした場合などは近くに対応できるお店がなくほかの修理工場に依頼することになりますのでその場合は実費扱いとなってしまいます。
修理費用に不安がある人は、対応工場の数などから購入場所や保険加入を考えておいた方がよいでしょう。
さてそこでもし実費になってしまった場合にどのくらいかかるかということをだいたいの相場として説明していきます。
まずバイクトラブルとして最も多いのが、エンジンが動かなくなるということです。
エンジンがかからない・かかりにくいという場合にはいくつかの原因が考えられますが、ケースとして多いのが電装部分の不備です。
現在のバイクのほとんどはインジェクションコントローラーによって制御されていることから、エンジン部への電装部分に不具合があるとエンジンそのものがかからなくなってしまうのです。
キルスイッチの交換や配線の整備といったことが原因の場合、修理費用としては工賃が2000円程度、それに交換が必要な部品の代金が請求されます。
ただしその場合に例えば燃料ポンプが故障していてユニット交換となった場合には、純正品を使用すると部品代だけで2~3万円がかかってきます。
最悪なのはエンジンそのものが焼き付いてしまった場合で、エンジンの不具合を特定しまたはオーバーホールによる整備をしなければいけないので、場合により10万~50万円程度がかかってくるようです。
日頃のメンテナンスをすることで修理費を少なく
他にも修理代金が高くなりがちな部品として、エンジンの点火部分の故障(約3万円)や、オイル漏れ(2~3万円)といったことがあります。
こうした故障は突発的に起こるものではあるものの、普段のメンテナンスにより防ぐことも可能です。
エンジンの焼付きやなどの不具合は、エンジンオイルの交換を長く行っていないなど内部に汚れや金属片が蓄積していると起こりやすくなってしまうからです。
バイクのメンテナンスは数千円程度のものですが、それを行わずに放置しておくことで数万円もの修理費用になってきます。