バッテリーチャージャーには開放型など色々ある
バイクのバッテリーには3種類のバッテリーチャージャーがあります。
開放型バッテリーは、幾分値段が安いという点がメリットです。
ただ、電解液の補充が必要ですし、重いうえに電解液が飛び散りやすいため、メンテナンスが大変になる点は覚えておく必要があります。
密閉型(シールドタイプ)バッテリーは、開放型バッテリーよりも値段がやや高くて重いという難点はありますが、電解液の補充はしなくても大丈夫ですし、安定した性能を持っていて充電回復力がある点は魅力です。
リチウムイオンバッテリーは、鉛バッテリーと比較して過充電や過放電にとても敏感になっていて、メンテナンスには十分に気を使う必要があります。
こちらのバッテリーは、車両の構造を把握している熟練の方に適しているでしょう。
それに、車両側の発電機などのレギュレーター関連に不具合が生じたなら、発煙や膨張の恐れがあるので、発火してしまう危険性も孕んでいます。
そういった扱いづらさはあるものの、これまでのバッテリーに使われている鉛に比べて、軽い金属のリチウムを使うために軽くなっていて、エネルギーの密度が高くて強い力を持っている点が魅力です。
また寿命に関しても、鉛バッテリーよりも1.5倍から2倍程度長くなっています。
バッテリーチャージャーの選び方とは?
バイクバッテリーのバッテリーチャージャーは、バイクのバッテリーが上がってしまった時に使うことのできる充電器です。
バイクショップなどでもメンテナンスや充電をしてもらえるのですが、調べてもらうだけでも数千円程度の手数料が必要になります。
もしバッテリーチャージャーを持っていたなら、自分でメンテナンスができますし、諸々の出費が抑えられるでしょう。
バッテリーチャージャーを用意するなら、出力電力のバランスに注意が必要です。
バイク本体と充電器の電圧バランスがマッチしていなければ、バッテリーに負担がかかり過ぎてしまい破損してしまったり、電圧が低すぎて充電に時間がかかってしまったりなど、問題が生じてしまいます。
今では、バイクバッテリーの電圧は12ボルトというのが大体なのですが、一応購入する際に確認をしておきましょう。
バッテリー容量は、50ccのバイクで3Ah程度であり、250から400ccのバイクなら8~10Ah、1,000ccであれば12Ahほどになっています。
適用バッテリー容量がこうしたアンペアアワーを補ってくれているかどうかをチェックする必要があるのです。
適用バッテリー容量については、分かりやすく二輪車に対応している旨が表記されている充電器もあるために、そういったものもチェックするのがポイントになります。