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プラグの点検・交換

By | 2017年6月17日

バイクのプラグを点検、好感してみよう

初心者でもしやすく、メンテナンスをしている!という感じがするのがプラグの点検や交換です。
初心者の方はメンテナンスもどのように行えばいいのかわからないし、むやみに弄るのが怖いと感じる事も多いようですが、プラグの点検や交換は簡単です。

キャブレターからシリンダー内に送られてくるガソリン、それに空気の混合気を爆発させ火花を飛ばす役割を持っているのがプラグです。
この火花があるからこそエンジンが動き始めます。
火花が弱くなると始動が弱くなります。

また燃費が悪くなることもありますし、エンジンがかかりにくくなるという事もあります。
一般的に走行距離が2万キロを超える位になったら交換する目安といわれていますが、単気筒では1万キロ、2気筒では8000km、4気筒では5000km位ともいわれますので、エンジンに合わせて行いましょう。

準備する工具

プラグを外すための専用工具のプラグレンチは一般的に車載工具の中に入っています。
確認しておきましょう。

もしないようならこの先必要になる工具なので購入します。
通常1本700円位で購入できます。

プラグの調子を見る

プラグの劣化で起る問題点を、エンジンをかけてみることによって確認します。
プラグ以外の部分に問題がないか?初心者の方はわかりにくいと思いますが、音の変化など変わったところがないか確認してから作業を開始します。
もしもおかしいと思う部分があり、自分でメンテナンスできない場合には、バイク店にもっていき見てもらうといいでしょう。

プラグを点検してみよう

プラグキャップを外し、周辺についている汚れをエアーで除去します。
この清掃をしっかり行っておかないとエンジン内にゴミが落ちてしまいトラブルとなる事もあります。

プラグレンチをプラグにカチッと合わせて反時計周りに回します。
4気筒なら4つプラグがありますので、全部外します。

プラグを見てみましょう。
新品と比較すると全く違う色だという事がわかります。
焼け具合などを見て今の状態がどのような状態なのか記憶しておけば、またプラグを交換する際に役立ちます。

プラグを交換してみよう

プラグの噛み付きを防止するために、新しいプラグにカッパーグリスを塗ります。
グリスがないようならエンジンオイルで代用します。
回転数は規定数があるので確認し、締めすぎないように回転数を守って締め付けます。

最初は指で時計回りにしめていき、指でしめられるところまで完全にしまったら、プラグレンチを利用して1/4程度軽くしめます。
余り強く締めすぎるとプラグがねじ切れる・・という事もまれにあるので注意が必要です。

これでプラグの交換は終了です。
しめる際に「最初は指で」という事を守っていけば初心者でも出来る機械的なメンテナンスになります。