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チェーンの洗浄

By | 2017年1月17日

バイクのメンテナンスは必要不可欠

安全走行するためにも、また常にいい走りをするためにもメンテナンスは大切というよりも必要不可欠な事です。
定期的にメンテナンスを行う必要がある部分として、チェーンのメンテナンスも欠かせません。

チェーンクリーナーを利用してメンテナンスすし、チェーンルーブを利用して潤滑をよくします。
こまめにこうしたお手入れを行っておけばチェーンの寿命を延ばすことにもなりますし、走行性能を維持する事にもつながります。

チェーンメンテナンスの前に

チェーンメンテナンスの前に、タイヤや車体にオイルが飛び散る事がないように養生します。
新聞紙などでいいので足回り、さらに地面にも汚れが飛びますので、地面にも養生します。

段ボールや新聞紙を利用して出来る限り飛び散らないようにしっかりカバーしましょう。
養生が出来たらチェーンクリーナーで洗浄をはじめます。

チェーンクリーナーで洗浄しよう

リアホイールを手で回しつつ、チェーンにチェーンクリーナーを吹き付けます。
全体にきれいに吹き付けて汚れをきれいに除去します。
チェーンがかなり汚れている場合、多めにクリーナーを塗布すると落ちやすくなります。

汚れが浮いてきたらチェーンクリーナーを再度かけて汚れを洗い流します。
一気に全部やろうと思うと汚れがタレしてしまうので、1区間ずつ区切りを付けながら、リアタイヤを回しつつ洗い流します。

毛先が柔らかいブラシなどで磨きながら行うときれいになります。
チェーンブラシという専用のブラシがあるので購入しておくといいでしょう。
スプロケットはクリーナーをスプレーすると汚れが飛び散るのでウエスを利用しながら作業します。
最後にクロスで汚れをきれいにふき取って終了です。

注意点として、エンジンをかけながらの作業は絶対にしないでください。
指を巻き込む危険性があり、指を切断してしまう事もあります。
手で回しながら地道に作業する事が必要です。

仕上作業

キレイに汚れを除去したら仕上に潤滑を行います。
潤滑を行う際にも周りに飛び散ってしまうので、新聞紙などで養生を行い廻りを汚さないように注意しながら行います。
チェーンに1周潤滑の為のチェーンルーブを吹き付けたらスプロケットにもスプレーします。

この際にも一気に行うのではなく、1区間ずつ丁寧に行います。
オイルを過剰に吹き付けてしまうとゴミが付着する要因ともなりますので、過剰にオイルをスプレーしすぎないようにします。
余分なオイルを拭き取りますが、ふき取りすぎるとサビの要因ともなりますので、ふき取りすぎないように注意が必要です。

最後にバイクの取扱説明書を読み、規定値以上たるまないように調整します。
このメンテナンスは定期的に行う必要があります。
一般的に300km走行毎、行っておくと安心です。