バイクトラブルの原因
最近のバイクというのは、昔と違って故障が少なくなりました。
とはいえ、まだまだ自動車と比べればトラブルが多いのも事実です。
自動車はボンネットでほとんど全て覆われているのに対して、バイクはむき出しになっているパーツも多いものです。
むき出しになっていれば、熱や水、そして衝撃をダイレクトに受けてしまいますので、それがトラブルの原因となります。
もちろん近くにバイクショップなどがあれば、そこにお願いをしてもいいでしょうし、バイク保険の中にはレッカー移動をしてくれるオプションもあります。
しかしそれが使えない場合には、できるだけ自分で応急処置をすることが肝心です。
必要なパーツ
では応急処置をするためには、どのようなパーツをそろえておけばいいのでしょうか。
まずはスペアキーです。
実はバイクでツーリングをしているときに多いトラブルが、キーをなくしたというものです。
そういったとき、スペアキーがあれなスムーズに行きます。
では、もしスペアキーがないときにはどうすればいいのかというと、それは配線を直結させればいいのです。
ハンドルロックさえされていなければ、そのまま帰る事ができますし、パンク修理セットも必要かと思います。
自動車と異なり、バイクにはスペアタイヤを積み込んでありません。
パンクをしたら、パンク修理セットを使って自分で直しましょう。
その際、ガソリンスタンドで修理をしてガソリンを入れれば、タイヤの空気は無料で入れてくれますよ。
プラグも必要でしょう。
とくに雨の日のツーリングとなると、プラグの予備はあるに越したことはありません。
よく道端で、エンジンがかからずに四苦八苦している方がいます。
あれの原因の大半がプラグかぶりというもので、プラグに水がかぶってしまったのです。
こういったときには、ブラシでこするかスペアに交換するといいでしょう。
後はブレーキレバーというのも、できれば持っておいたほうがいいでしょう。
ある方が、ブレーキレバーとペダルが損傷して自走不可能となった例もあります。
タイヤにフラットスポットができているというような場合には、注意して走ればいいのですが、注意して走るにもブレーキが壊れていては話になりません。
レバー関係はツーリングで転倒したりすると、あるいは駐輪中に倒れたりすると破損する可能性が高くなります。
ブレーキレバー以外にも、クラッチレバーやチェンジレバーもあると心強いでしょう。
アクシデント以外の不具合に関しては、事前にしっかりチェックをすることで大分防ぐことができます。